一般的に大人になるにつれて、虫歯になりにくくなる傾向があります。大人と同じ対策をしていては、虫歯になってしまう事も少なくありません。お子さまの歯を守っていく為にどうしたら良いのか、また小児歯科の重要性をご紹介いたします。
食後の歯磨きは必要ですが、 その中でも特に就寝前では念入りに歯磨きを行いましょう。
睡眠中には唾液の量が減り、細菌が繁殖しやすく虫歯や歯周病などの病気は、寝ている間に
進行する事がほとんどです。
1日1回でもいいので、できれば10歳前後までは保護者の方が仕上げの歯磨きをしてあげてください。
POINT 1
虫歯が出来てしまう一番の要因は糖分の摂り過ぎです。虫歯は、虫歯菌が糖分を餌にして酸をつくり、それが歯を溶かす事で起こります。口の中に糖分が長く留まることのないよう、注意しましょう。
POINT 2
定期健診を受けることで仮に虫歯が出来ても早めに 治療ができ、進行をストップさせる事ができます。
そして虫歯にならないよう、歯の溝をコーディング する「シーラント」をおすすめいたします。
POINT 3
First
歯の溝は汚れがたまりやすい場所です。
特に、生えたての歯は未成熟で溝も深いため、よりたまりやすくなります。
シーラントを施す前には必ず掃除をしてから行います。
Second
歯を乾燥後シーラントの前処理の薬剤を塗布し、
数秒置いた後水で洗って再度乾燥させます。
Third
歯の溝を埋める為、シーラントを塗っていきます。
Force
特別な光をあてる事により、硬化していきます。
Final
毎日食べ物を噛んだり、歯磨きをしているうちに
シーラントが取れている事があるので、
定期的にお子さまの歯をチェックしてあげて下さい。